CHAPTER03書類の収集・翻訳

出生届の記載事項証明書

「出生届(しゅっしょうとどけ)の記載事項証明書」とは、出生届の内容を写した証明書のことで、「日本で生まれた人」が必要となる書類です。提出した出生届のコピーに市区町村長の証明文が入ったものであり、出生届を出した市区町村の役所・役場に請求をすれば発行してもらえます。

発行方法は、主に「直接窓口に行き請求する方法」と「郵送請求する方法」の2種類があります。役所が近隣にある場合は窓口に直接足を運び、遠方の場合は郵送請求するとよいでしょう。

出生届記載事項証明書の請求先探し

証明書の請求において多くの場合に問題となるのが、「書類の入手先がどこか」という点です。証明書の請求は出生届を出した役所に対して行うため、「どこの役所へ出生届を出したか分からない」という場合、提出先の役所を探すことから始めなければなりません。

出生届の提出先が不明な場合、以下の順番で探していくと効率的に探すことができます。

 

出生届提出先を探す手順

① 申請者の両親の住所
② 申請者本人の生まれた場所(住所)
③ 出生届の届出人の住所(届出人が両親以外のとき)

 

多くの場合、①か②に提出されていることが多いでしょう。上記の住所をもとに提出先を探すことをおすすめします。

また、自身の母子手帳が残っている場合、出生届の提出先が書き残されている可能性があります。併せて確認してみましょう。

探しても見つからなかった場合の対処法

紹介した手順を踏んでもどうしても出生届の提出先が分からない場合は、調査した全ての役所に「調査の結果、該当の届けがありませんでした」という旨が記載された書類をもらうようにしましょう。

その際、「役所が探した届出日の検索範囲(いつからいつまでの期間に該当する書類を調査したのかということ)」を忘れずに明記してもらってください。

 

 

あとがき

日本で生まれた人が帰化申請を行う際は、「出生届の記載事項証明書」が必要です。

出生届を提出した役所・役場で発行可能ですが、提出先がどこか分からない場合は両親の住所や申請者本人の生まれた場所などを探すとよいでしょう。

 

さむらい行政書士法人では帰化申請のサポートを行っております。不明な点などありましたら、ぜひご相談ください。

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