CHAPTER03書類の収集・翻訳

在勤及び給与証明書

「在勤及び給与証明書(ざいきんおよびきゅうよしょうめいしょ)」とは、帰化申請者やその親族が働いて収入を得ていることを証明する書類です。「働いて収入を得ている人」は必須な書類であるほか、生計を共にする親族がいれば、収入を得ている人の分全ての証明書が必要となるため、気を付けましょう。

証明書の原本は法務局から取り寄せられるため、必要な場合はあらかじめ入手しておきましょう。なお、この書面は「勤務先の担当の人に記入してもらい、会社印を押してもらうこと」が必須です。勤務先に依頼せずに自分自身で作成することはできません。

在勤及び給与証明書の原本例と記入方法は、以下の通りです。

記載例

① 住所

帰化申請者本人の現在の住所を記入します。勤務先の住所ではありません。

② 氏名・生年月日

帰化申請者本人の氏名を記入します。氏名は、本国名・通称名どちらでも構いません。生年月日は和暦(「昭和〇年」「平成〇年」など)で記入します。

③ 職種

現在従事している職種について、具体的に記入します。記入する文言は、申請者が所持している在留資格に合わせましょう。

④ 入社年月日

勤務先に入社した年月日を記入します。

⑤ 部署

所属している部署名を記入します。

⑥ 証明日

勤務先が証明をする日付を記入します。

⑦ 勤務先名・印鑑

勤務先の所在地・会社名・代表者名を記入し、会社印を押します。

⑧ 給与関係

給与明細通りの記載を行います。「〇年〇月分」の記載を忘れないようにしましょう。

 

あとがき

帰化申請の際に「在勤および給与証明書」が必要なのは、申請者本人と生計を共にする親族が働いて収入を得ている人です。証明書の原本は法務局から取り寄せることができます。

 

さむらい行政書士法人では書類作成など帰化申請のサポートを行っておりますので、ぜひご相談ください。

まずは無料相談から
ご利用ください

ご予約フォームはこちら