CHAPTER03書類の収集・翻訳

閉鎖外国人登録原票の写し

「閉鎖外国人登録原票(へいさがいこくじんとうろくげんぴょう)」は、外国籍の人の戸籍と住民票が組み合わさったような書類で、在留資格「特別永住者」以外の人が必要となる書類です。

元々は「外国人登録原票」として扱われていましたが、2012年に新たな制度が導入されたことにより、「”閉鎖”外国人登録原票」と呼ばれるようになりました。なお、2014年2月より閉鎖外国人登録原票は、特別永住者の人に限り必須提出書類ではなくなりました。

基本的に閉鎖外国人登録原票は、法務省に対して郵送請求することになります。取得するまでに手続きが多く、時間がかかる点には注意が必要です。あくまで目安ですが、取得までの期間は以下の通りです。

閉鎖外国人登録原票を取得までの期間

  • 通常:3週間程度
  • 自分以外の分も取得する場合(親族分など):2ヵ月以上かかる可能性がある

そのため、帰化申請を行う場合は、閉鎖外国人登録原票を取り寄せる手続きから始めることをおすすめします。

なお、閉鎖外国人登録原票を取得する場合は、直近のものだけでなく、出生以降の分もまとめて取得しておくと、後で必要になった際にスムーズに活用できるでしょう。

あとがき

帰化申請の際に「閉鎖外国人登録原票の写し」が必要なのは、在留資格「特別永住者」以外の人です。書類は法務省に対して郵送請求しますが、取得するまでに3週間~2ヵ月以上かかる可能性があるため、最初に閉鎖外国人登録原票の手続きをするとよいでしょう。

さむらい行政書士法人では書類収集など帰化申請のサポートを行っておりますので、ぜひご相談ください。

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