CHAPTER04書類を書く

履歴書

帰化申請の履歴書は一般的な履歴書とは様式・書き方が異なり特殊な内容になります。

帰化申請者は全員必要となりますが、15歳未満のお子さんは不要です。

2022年7月更新

 

① 氏名

韓国の証明書通りに本名で記載します。
※簡略体漢字が使用されている場合は、日本の正字に引き直して記入して下さい。

② 出入国暦(最近○年間)

特別永住者の方は直近3年、それ以外の在留資格の方は直近5年分を記載します。

③ 期間

出国した日・入国した日を正確に記入します。
パスポートを参考にしながら書くと良いでしょう。
出入国記録を取り寄せているのであれば、それを見ながら書いても書きやすいです。

④ 日数

出国した日・入国した日を含めた渡航日数を記入します。

⑤ 渡航先

国名を記入します。

⑥ 目的、同行者

何をしに行ったのか、同行者は誰かを簡単に書きます。

⑦ 技能資格

運転免許を含め、お持ちの資格を書きます。
例えば運転免許証の場合ですと、「平成○年○月○日 第1種普通自動車運転免許取得 免許証番号 123456789012」などと記載します。

⑧ 使用言語

ご自身が普段お使いになられている言語を全て記載して下さい。

⑨ 賞罰

今まで受けたことのある賞罰や、交通違反などを書きます。
交通違反は運転記録証明書を参考に書いて下さい。
5年以上前の軽微な違反については書けないと思いますので、「その他軽微な違反3回程度」などとまとめて書いても差し支えありません。

⑩ 確認欄

こちらは法務局のほうで記載しますので、空欄にしておいて下さい。

① 氏名

本国のお名前を記載します。
※簡略体漢字が使用されている場合は、日本の正字に引き直して記入して下さい。

② 年月日

和暦で記入します。
書けるのであれば、年・月・日を記入しますが、詳細が分からなければ年・月または年のみの記載でも大丈夫です。

③ 居住関係

生まれてから現在までの居住暦を記入します。
詳しい番地など詳細が不明の場合は「以下不詳」などとしても差し支えありません。
但し他の取り寄せた書類(住民票・閉鎖外国人登録原票の写し・韓国の証明書・出生届け・婚姻離婚届など)や生計の概要書などとつじつまが合うように注意しましょう。
住所の最後には「○年○月○日まで」と転出した日付を書きます。
現在お住まいの住所の欄には末尾に「(現在まで)」と付け加えます。

④ 学歴・職歴

学歴は、小学校から最終学歴までを(転校した場合も)記載します。
学校の校区と住所のつじつまが合っているかチェックが必要です。
職歴については、会社名と職種を記入し、生計の概要書や住民税納税証明書・確定申告書などとつじつまが合っているかチェックしましょう。
現在されているお仕事の欄には末尾に「(現在まで)」と付け加えます。

⑤ 身分関係

身分関係の欄には主に以下の記載をします。

【自身の出生】
「出生」と書きます。

【婚姻・離婚】
「日本人:○○○○と婚姻届出」「同国人:○○○○と離婚届出」などと書きます。
事実婚がある場合も同様に「日本人:○○○○と事実婚」などと書きます。

【子の出生】
「長男:○○ 出生」などと書きます。

【父母の死亡】
「父 死亡」などと書きます。

【その他】
養子縁組など、特別な身分関係がある場合は書きます。

そしてそれを時系列順に並べ替えます。
必ず隙間(空白期間)が生じないように注意して書きます。

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